米ロ、シリア部分停戦合意 首脳会談、関係修復へ一歩 

7日、ドイツ・ハンブルクでの会談で握手するトランプ米大統領(右)とロシアのプーチン大統領(AP=共同)

 【ハンブルク共同】トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は7日、ドイツ北部ハンブルクで初会談し、内戦が続くシリア南西部の停戦で合意した。シリアの緊張緩和へ連携する決意を示し、冷却化した米ロ関係修復の一歩とする狙いだ。トランプ氏は昨年の米大統領選干渉疑惑も取り上げたが、プーチン氏はロシアの関与を否定。北朝鮮の核・ミサイル問題への対応では溝も残った。

 大統領選干渉疑惑でトランプ政権とロシアとの不透明な関係が追及される中で開かれた会談は、当初の予定を大幅に超え、2時間15分に及んだ。


  • LINEで送る