米利上げ「今後も緩やか」 FRB資産縮小、年内に 

 【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は7日、半期に1度の金融政策報告書を公表し、今年2回にわたり行ってきた政策金利の引き上げを「今後も緩やかに」行っていく方針を改めて示した。量的緩和により買い入れた米国債など保有資産の縮小を年内に始める見通しも再度表明した。

 年内の利上げはあと1回と予想される。雇用や物価に関する経済指標が想定通りか、それ以上であれば、FRBは9月と12月の政策決定会合で資産縮小や利上げに踏み切るとの見方が大勢だ。


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