2017年7月7日 22:21 | 無料公開
国の特別天然記念物で絶滅危惧種の「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む栃木県那須町の那須どうぶつ王国は7日、ふ化したひな3羽のうち1羽が死んだと発表した。 那須どうぶつ王国によると、ひなが死んだのは7日午後4時ごろ。5日未明にふ化したが、転倒を繰り返し、えさを上手に食べることができず、体重減少が続いていた。7日午後1時ごろには立てなくなり、ふ卵器に移したが回復しなかった。残り2羽は異常なく、体重も増えているという。 ニホンライチョウの繁殖事業で、那須どうぶつ王国は6月28日に上野動物園(東京都)から卵5個を受け入れた。