2017年7月7日 12:42 | 無料公開
吉野復興相（左）と会談する東京電力の川村隆会長（中央）と小早川智明社長＝７日午前、復興庁
東京電力の川村隆会長と小早川智明社長は７日、新経営陣となって初めて吉野正芳復興相と会談した。吉野氏は東電福島第２原発の廃炉に関し「（廃炉を求めている）福島県民の思いを十分理解いただき、一日も早く判断をしていただきたい」と要請した。「政府は一義的に事業者（である東電）の判断だとしている」とも語った。
川村会長は会談後、記者団に対し「地元から何度も要望いただいているのは承知している。経営判断として、できるだけ早く答えを出したい」と述べた。
吉野氏は会談で、東電福島第１原発の廃炉・汚染水対策に全力で取り組み、原発事故に伴う賠償に最後まで責任を持つよう求めた。
