2017年7月7日 09:37 | 無料公開
IWCの日本酒部門の最優秀賞を受賞し、喜ぶ岩手の蔵元、南部美人の久慈浩介社長(右)=6日、ロンドン(共同)
【ロンドン共同】世界的なワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の授賞式が6日、ロンドンのホテルであり、日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」に岩手県二戸市の蔵元、南部美人の純米酒「南部美人 特別純米」が選ばれた。
IWCの日本酒部門は、日本国外では最大級の日本酒コンテストで、今年で11回目。
2011年の東日本大震災で被災しながらも復興を果たし、現在は34カ国に進出している同社の久慈浩介社長は授賞式で「南部杜氏の酒造り、日本の酒が世界に評価された。小さな町からの大きな挑戦が実を結んだ」と喜びを語った。