米独、北朝鮮対応は優先課題 G20前に首脳会談 

G20首脳会合を前に主催国ドイツのメルケル首相(右)と会談したトランプ米大統領=6日、ハンブルク(ロイター=共同)

 【ハンブルク共同】トランプ米大統領は6日、ドイツ北部ハンブルクで7日に開幕する20カ国・地域(G20)首脳会合を前に主催国ドイツのメルケル首相と会談し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮への対応やウクライナ情勢など「共通する外交・安全保障上の優先課題」について協議した。ホワイトハウスが発表した。

 両首脳はG20の議題についても意見交換。メルケル氏はトランプ氏の保護主義的な通商政策や地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」からの離脱表明を懸念しており、貿易問題や温暖化対策で説得を試みたとみられる。


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