2017年7月6日 22:29 | 無料公開
プロ初黒星後、最初の対局で公式戦通算30勝目を挙げた藤井聡太四段=6日午後、大阪市の関西将棋会館
将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(14)は6日、大阪市の関西将棋会館で指された名人戦順位戦C級2組で中田功七段(49)を破った。プロ初黒星を喫した後、最初の対局には勝利し、公式戦通算30勝目を挙げた。
日本中を沸かせた中学生棋士の連勝は2日に止まったが、直後の対局に注目が集まった。藤井四段の先手番。終盤まで接戦が続いたが最後は正確な読みで競り勝った。
次回は11日、加古川青流戦でベスト8進出を懸け都成竜馬四段(27)と対戦する。
藤井四段は昨年12月の初対局で現役最高齢の記録を持つ加藤一二三・九段(77)を破ってから無敗を続けた。