米は北朝鮮へ軍事行動警告 数日内に新決議案、国連緊急会合 

国連安全保障理事会の緊急会合で発言するヘイリー米国連大使(中央)=5日、ニューヨークの国連本部(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は5日(日本時間6日)、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、公開の緊急会合を開いた。日米は発射が過去の安保理制裁決議に明白に違反すると強く非難。米国は外交解決を目指しながらも軍事行動を含めて強い対応策を取る用意があると改めて警告し、数日内に制裁強化のための新たな決議案を提示する方針を明らかにした。

 北朝鮮の友好国である中国は、ミサイル発射を批判する一方で「朝鮮半島に混乱と対立をもたらすことには反対する」と指摘した。ロシアも対話を通じた解決の重要性を訴え、日米韓との立場の違いが明確になった。


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