安保理、日本時間6日緊急会合へ 米要請、ミサイル非難検討 

 【ニューヨーク共同】北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、国連安全保障理事会は4日、緊急会合を5日午後(日本時間6日午前)に開催する方向で調整に入った。米国が開催を要請した。安保理は北朝鮮のミサイル発射を非難し、自制を求める報道声明の発表も視野に検討を進めるとみられる。安保理外交筋が明らかにした。

 北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を成功したと主張しており、日米韓3カ国は北朝鮮のミサイル発射能力の向上を警戒。過去に採択した北朝鮮に対する安保理決議の履行徹底を各国に促し、さらなる制裁強化に向けた働き掛けも強める考え。


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