IS拠点ラッカ旧市街で作戦開始 米軍支援のシリア民主軍 

 【ワシントン共同】米軍の支援を受ける少数民族クルド人主体の「シリア民主軍」(SDF)は3日、過激派組織「イスラム国」(IS)がシリアでの本拠地とする北部ラッカの旧市街で掃討作戦を始めた。米軍中心の有志連合が明らかにした。旧市街ではISが要塞化して立てこもっている。

 ISからの奪還作戦が大詰めのイラク北部モスルに続き、ラッカでの作戦も進展しているもようだ。

 有志連合によると、ISはラッカ旧市街を囲む壁に外部からの進入を防ぐために地雷を敷設するなどしていたが、有志連合が2カ所に攻撃を加え、SDFの進撃が可能になったという。


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