野党、臨時国会の開催要求で一致 自民の都議選惨敗で攻勢 

会談する(左から)民進党の山井国対委員長、自由党の森参院会長、民進党の野田幹事長、共産党の小池書記局長、社民党の又市幹事長、共産党の穀田国対委員長=4日午後、国会

 民進、共産、自由、社民の野党4党は4日午後、幹事長・書記局長会談を国会内で開催し、東京都議選での自民党惨敗を受け、臨時国会の早期開催や閉会中審査の実施を政府、与党側に要求する方針で一致した。自衛隊の政治利用とも受け取れる失言があった稲田朋美防衛相の罷免を求めることも確認した。学校法人「加計学園」問題などで安倍政権への攻勢を強める。

 閉会中審査については、自民党も応じる方向で調整している。自民党の竹下亘国対委員長は4日午前、日本維新の会の遠藤敬国対委員長と国会内で会い、閉会中審査について「真正面から受け止めて何らかの対応を検討する」と述べた。


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