厚労次官に蒲原氏昇格 新ポスト医務技監に鈴木氏 

蒲原基道氏

 厚生労働省は4日、二川一男事務次官(60)が退任し、後任に蒲原基道老健局長(57)を昇格させるなどの幹部人事を発表した。旧厚生、労働両省のうち厚生出身の次官が2代続くことになった。新たに設ける次官級ポスト「医務技監」には医系技官の鈴木康裕保険局長(57)を充てる。発令は11日付。

 次官級の岡崎淳一厚労審議官(60)は退任。後任には宮野甚一職業能力開発局長(58)が就く。

 厚労省は組織再編も実施し、子ども・子育て支援に特化した新設の「子ども家庭局」の局長に、吉田学雇用均等・児童家庭局長(55)が横滑りで就任。


  • LINEで送る