熱中症搬送は1914人 前週から倍増 

 総務省消防庁は4日、6月26日~7月2日の1週間に1914人が熱中症で搬送されたとの速報値を発表した。熊本県で1人が死亡した。前週の946人から倍増した。

 各地で気温が上昇した7月2日に搬送者が815人と集中した。消防庁は今後も気温の上昇が見込まれるとして、適度な休憩や小まめな水分補給といった対策を取るよう呼び掛けている。

 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症は25人、短期の入院が必要な中等症は584人だった。65歳以上の高齢者は49・1%を占めた。

 都道府県別では、福岡の137人が最も多く、大阪133人、愛知120人と続いた。


  • LINEで送る