体育会系学生、4割が賭け事 協調性の高さと関係? 

法政大の荒井弘和准教授

 大学の運動部に所属する学生の約4割がパチンコ、競馬、サッカーくじなどのギャンブルを行った経験があり、こうした学生は協調性が高い傾向にあるとの調査結果を、法政大の荒井弘和准教授(スポーツ心理学)らが4日までにまとめた。

 近年、プロ野球やバドミントンの選手による違法な賭博行為が相次いで発覚している。荒井准教授は「協調性が高いのはいいことだが、先輩や友人との付き合いでギャンブルを始めてしまいやすいというリスクを含んでいる」と指摘している。

 インターネット調査で、全国の大学と短大の運動部員248人を対象に1年以内にパチンコなどのギャンブルを行ったかどうかを質問。


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