マクロン大統領暗殺を計画 仏極右に共鳴の男拘束 

 【パリ共同】フランスの捜査当局は7月14日の革命記念日の軍事パレードの際にマクロン大統領の暗殺を計画したとして、テロ未遂容疑でパリ郊外に住む23歳の男の身柄を拘束した。フランスのメディアが3日伝えた。

 男はインターネット上などで「愛国主義者」を自称して極右思想への共感を表明、イスラム教徒、ユダヤ教徒、同性愛者らへの攻撃を予告。一方で大統領暗殺のため、ネットを通じて銃器の入手を図ったとされる。

 宗教差別などを扇動する言動により昨年、禁錮刑の判決を受けていた。

 当局は6月28日、パリ北郊にある男の自宅などを家宅捜索し刃物やパソコンなどを押収、男を拘束した。


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