2017年7月3日 19:05 | 無料公開
塩崎恭久厚生労働相は3日、B型肝炎患者らとの定期協議に出席し、肝炎の影響で肝硬変や肝がんを患った人への医療費助成制度の創設について「何らかの新たな制度をつくっていきたい」と述べた。患者側の要望に応えた。来年度予算案の概算要求に盛り込む方向で調整する。 厚労省によると、B型肝炎やC型肝炎の患者に対しては、インターフェロンなどの抗ウイルス療法にかかる医療費の自己負担分を助成する制度がある。ただ、肝炎の影響により肝硬変や肝がんを患った場合には、手術や合併症の治療に対する支援制度がほとんどなかった。