自民・第2派閥「志公会」が総会 麻生、山東派ら合流 

自民党の新派閥「志公会」の設立総会後に記念撮影する所属議員=3日午後、東京都内

 自民党の麻生、山東両派と政策グループ「天元会」が合流して結成する新たな派閥「志公会」(会長・麻生太郎副総理兼財務相)が3日、東京都内で設立総会を開いた。自民党衆参両院議員59人が参加。最大勢力の細田派(96人)に次ぐ第2派閥となる。麻生氏は総会後の記者会見で東京都議選での自民党惨敗を踏まえ「安倍政権をど真ん中で支える」と強調した。

 党内には「ポスト安倍」をにらみ勢力拡大を図ろうとしているとみて麻生氏の動きを警戒する声もある。

 設立趣意書などによると、新派閥は「保守本流」を主張。党内で二つの大きな派閥が交代で党総裁を輩出する体制を目指すとしている。


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