ユネスコ世界遺産委員会が開幕 7~10日に沖ノ島審査 

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が日本時間3日未明(現地時間2日夜)、ポーランド・クラクフで11日間の日程で開幕した。政府が世界文化遺産に推薦している「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡)は7日夕から10日未明の間に審査され、登録が決まる可能性が高い。

 委員会の初日は開会式を終えて散会。2日目以降に本格的な議事に入る。新規登録や登録範囲拡張の審査対象は文化、自然、複合の3分野で計35件の見込みだが、沖ノ島の詳しい審査日時は決まっていない。

 沖ノ島に関しては、既にユネスコの諮問機関が委員会に登録勧告を出している。


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