2017年7月3日 05:15 | 無料公開
「海鳥の楽園」として知られる北海道羽幌町の天売島で、ウトウやケイマフリなどの鳥が子育てにいそしんでいる。100万羽以上が繁殖のため島に飛来するとされ、多くの観光客が頭上をバサバサと飛び交う鳥に歓声を上げていた。 2日は日没とともにウトウの大群が岸壁に戻ってきた。小魚をくわえ、着地すると素早くひなが待つ巣穴に駆けていく。ウトウは体長約35センチで、黒灰色の体に眉毛とひげのような白い飾り羽根。ひなが巣立つ7月末ごろまで島で過ごす。 岸壁の岩の隙間では、赤い足が目立つケイマフリも子育て中だ。