2017年7月3日 00:25 | 無料公開
【北京共同】中国メディアによると、中国は2日、中国最大級の推進力を持つ新世代の運搬ロケット「長征5号遥2」を海南省(海南島)の発射センターから打ち上げたが、失敗した。詳しい状況を説明していないが「ロケットの飛行に異常が生じた」としている。 中国は「宇宙強国」建設を国家目標に掲げ、開発を加速。年内に無人探査機「嫦娥5号」を打ち上げ、月面の土壌サンプルを持ち帰る計画を掲げている。ただ同探査機も長征5号で打ち上げる予定で、今回の失敗により一連の計画に影響が出る可能性もある。