2017年7月2日 09:15 | 無料公開
ウィーン国立バレエ団の第1ソリストに昇格し、抱負を語る木本全優さん=1日、ウィーン(共同)
【ウィーン共同】ウィーン国立バレエ団の最高位、第1ソリストに昇格した木本全優さん(29)=兵庫県姫路市出身=は1日、「ストーリーと音楽、ステップ全部そろってこそバレエ」と話し、ダンスの技巧面だけではなく作品の物語性を重視、主役として観客を引き込む演技に努めたいと抱負を語った。
木本さんの踊りは「動きの美しさが突出している」と評される。ウィーンで取材に応じた木本さんは「ストーリーをお客さんに分かってもらえるように、しっかり役に入り込んでやりたい」と強調した。
妻の橋本清香さん(32)=神戸市出身=は昨年、日本人で初めて同バレエ団の第1ソリストに昇格した。