2017年6月30日 12:33 | 無料公開
韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦少女像=3月(共同)
【ソウル共同】韓国南部釜山の日本総領事館前に設置された従軍慰安婦問題を巡る少女像について、釜山市が保護、管理できるようにする条例が30日、市議会で可決、成立した。像は昨年末に市民団体が無許可で設置したが、行政が保護する根拠が整備された形。日本政府が求める撤去はさらに困難となりそうだ。
一方、ソウルの日本大使館前の少女像についても、ソウル市鍾路区の管理下に置けるようにする条例が7月1日施行される。
釜山市の条例は「(慰安婦の)被害者に関する造形物などの設置、支援および管理事業」を市長が行えるとする内容。