イランで化学兵器犠牲者を追悼 広島のNPO 

NPO「モースト」の津谷静子理事長(右)と化学兵器被害者のチマンさん(後列左)=29日、イラン北西部サルダシュトの墓地(共同)

 【サルダシュト共同】1980年代のイラン・イラク戦争中に化学兵器攻撃を受けた被害者の支援活動などを続けるNPO「モースト」(広島市)のメンバーらが29日夕、攻撃から30年を迎えたイラン北西部サルダシュトの墓地を訪れ、犠牲者を追悼した。10年以上にわたり交流を続けてきた被害女性との再会も果たした。

 モーストは津谷静子理事長(62)が中心となり、2004年から被害者に対して医療支援を実施、広島に招待するプログラムも実施してきた。


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