将棋の藤井四段、同級生が祝福 授業でも“集中力” 

藤井聡太四段の学校での様子を話す名古屋大教育学部付属中・高校の原順子副校長=29日午後、名古屋市

 将棋の連勝記録歴代1位の最年少プロ棋士で中学3年藤井聡太四段(14)が通う名古屋大教育学部付属中・高校の原順子副校長が29日、名古屋市内で記者会見し、学校での普段の様子を話した。記録達成後に登校すると、クラスメートが拍手で迎えたという。

 対局が重なる中、学業と将棋を両立する多忙な生活を送る。授業を受ける姿勢は真剣そのもので、集中すると体を乗り出し、将棋を指す時と同様のしぐさを見せることも。補習の必要はなく、数学を教えている担任教師は「数学的なセンスが優れている」と評価しているという。

 学校ではいつも穏やかで、よく友人と笑い合っている。


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