米物流大手もサイバー被害 欧州の業務に「重大な影響」 

 【ニューヨーク共同】欧米やロシアを中心に発生した大規模サイバー攻撃で、米物流大手フェデックスは28日、オランダ子会社のTNTエクスプレスの情報システムが被害を受け、物流に重大な影響が出ていると発表した。TNTは日本を含む多くの国で国際貨物運送サービスを展開。毎週5万5千回以上の陸路運送をしている欧州では発送サービスに遅れが生じており、日本でも影響が生じる恐れがある。

 TNTは障害の調査と復旧を急いでいる。情報漏えいは確認されていないという。


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