景況感は3四半期連続改善か 日銀短観の民間予想 

 共同通信社が28日まとめた民間シンクタンク12社のアンケートによると、日銀が7月3日に発表する6月の企業短期経済観測調査(短観)は、最も注目される大企業製造業の景況感が3四半期連続で改善しそうだ。

 景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業の予想平均がプラス15で、前回3月から3ポイント上昇する見通し。

 農林中金総合研究所は「輸出が増加し、生産・設備投資に好影響を与え、出遅れていた民間消費も持ち直している」とし、回復の裾野が広がるとの見方を示した。

 大企業非製造業DIの予想平均は3ポイント上昇のプラス23。


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