2017年6月28日 20:41 | 無料公開
共同通信社が28日まとめた民間シンクタンク12社のアンケートによると、日銀が7月3日に発表する6月の企業短期経済観測調査(短観)は、最も注目される大企業製造業の景況感が3四半期連続で改善しそうだ。 景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業の予想平均がプラス15で、前回3月から3ポイント上昇する見通し。 農林中金総合研究所は「輸出が増加し、生産・設備投資に好影響を与え、出遅れていた民間消費も持ち直している」とし、回復の裾野が広がるとの見方を示した。 大企業非製造業DIの予想平均は3ポイント上昇のプラス23。