「布が欲しい」溝端淳平 肩出し衣装にとまどい 

舞台の制作発表会見に登場した(左から)浅田美代子、溝端淳平、栗山千明、中村雅俊=28日、東京都内

 俳優の栗山千明、溝端淳平、浅田美代子、中村雅俊が東京都内で行われた舞台「ミッドナイト・イン・バリ」(9~11月、東京などで上演)の制作発表会見に、タイトルに合わせてインドネシア・バリ島の衣装を着て登場した。溝端は「(片方の肩を出した)ワンショルダーなんて生まれて初めて。すごく布が欲しい」と露出度が高い衣装にとまどいを見せた。

 中村は「ワンショルダー」ではなかったものの、「淳平に『女に飽きて若い男に走っている王様みたい』と言われた」と微妙な例え方をされたという。ウディ・アレン監督の映画「ミッドナイト・イン・パリ」と紛らわしいタイトルのため、バリを強調する演出だったが、「あちこち留められて大変」(浅田)と俳優陣は着用に手間取った様子。ちなみに公演はこの衣装ではないそうだ。

 NHK連続テレビ小説「ひよっこ」の脚本を手掛ける岡田恵和のオリジナル戯曲。結婚式を翌日に迎えたカップル(栗山、溝端)とそれぞれの母親(浅田)、父親(中村)の4人が、一晩に繰り広げるコメディー。

 内容にちなみ「マリッジブルー」について問われ「どんなものなんですかね」と首をかしげた独身の栗山。一方、浅田は「私は(マリッジブルーに)なった。これでいいのかと思っちゃう」と結婚当時を振り返り、「駄目だったんですけど」と自虐的なオチをつけていた。


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