「衝突前に警告」とコンテナ船長 イージス艦事故、海保捜査 

 静岡県・伊豆半島沖で米イージス駆逐艦フィッツジェラルドとコンテナ船が衝突し、米兵7人が死亡した事故で、コンテナ船の船長が「衝突前に左舷側に接近したのを発見しライトで警告した」と話していることが27日、捜査関係者への取材で分かった。海上保安庁が裏付けを進めているが、イージス艦側の捜査は難航しそうだ。

 捜査関係者によると、フィリピン船籍のコンテナ船ACXクリスタル側は、見張りをしていた乗組員2人が左舷側にイージス艦を発見。ライトで警告したところ、停止した状態から急に動きだしたように見えたため、衝突を避けようと右にかじを切ったとしている。


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