福島空港で小型機トラブル 滑走路閉鎖、けが人なし 

福島空港の滑走路上で前輪が壊れ、動けなくなった小型機=27日午後4時25分

 27日午後2時ごろ、福島県須賀川市と玉川村にまたがる福島空港に着陸した小型機が、滑走路上で前輪が壊れて動けなくなった。乗っていたパイロット(48)=埼玉県深谷市=ら男性2人にけがはなかった。この影響で滑走路が閉鎖され、全日空の札幌―福島、福島―大阪(伊丹)など4便が欠航した。

 国土交通省は事故につながりかねない重大インシデントと認定。運輸安全委員会が航空事故調査官2人の現地派遣を決めた。

 福島空港事務所や国交省などによると、小型機は着陸後に右側にそれ始め、機首が地面に接触。200~300メートル走って滑走路中央付近で停止した。火や煙は確認されていない。


  • LINEで送る