白い毛伸び、パンダらしく 上野の赤ちゃん、2週間経過 

生後2週間が過ぎたジャイアントパンダの雌の赤ちゃん。母の胸で眠っている(東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)は27日、生後2週間が過ぎたジャイアントパンダの雌の赤ちゃんについて「体は目に見えて大きくなり、体の白い毛も徐々に増え、長くなってきた」とパンダらしい姿に近づいてきている様子を明らかにした。母親のシンシン(11歳)も授乳を続け、順調に子育てをしている。

 授乳は1日10回程度のペースで、1回につき1~10分間。現在までは完全母乳で、用意していた人工乳は使っていない。授乳以外の時間は親子そろって寝ていることが多いという。

 金子美香子教育普及課長は「シンシンは頑張っている。お母さんぶりも板についてきた」と頬を緩めた。


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