2017年6月27日 16:15 | 無料公開
警視庁刑事総務課は27日、東京地裁で開かれた窃盗罪などの公判で、捜査3課に所属する30代の男性巡査部長が、捜査で衛星利用測位システム(GPS)を使ったにもかかわらず、「使用していない」と証言していたことを明らかにした。警視庁は偽証の疑いがあるとみて捜査する。 刑事総務課によると、巡査部長は2014年9~12月に群馬県内で起きた空き巣事件の公判の証人尋問でGPS捜査について証言する際、虚偽の内容を話した。同課は、理由について「巡査部長はGPS捜査の保秘の範囲を誤って理解していた」と説明、「再発防止に努める」としている。