効能うたい水素水販売容疑 スーパー社員3人書類送検 

医薬効能をうたい販売されていた「水素水」=27日午前、警視庁小平署

 医薬効能をうたい清涼飲料水「水素水」を販売したとして、警視庁生活環境課は27日、医薬品医療機器法違反の疑いで、スーパー「ジャパンミート」(本社・茨城県)と、同社の食品部長の男性(41)ら社員3人を書類送検した。

 国民生活センターによると、水素水を巡っては全国の消費生活センターに「本当に水素が含まれているのか」などの相談が近年急増している。警視庁によると、水素水の効能をうたった広告の立件は全国でも珍しいという。

 生活環境課によると、食品部長は「水素はがんや生活習慣病の原因となる悪玉活性酸素を退治する」などと医薬効能を記した広告を作成し22店で掲示、販売。


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