2017年6月27日 02:00 | 無料公開
愛知県を地盤とする中京銀行の永井涼新頭取(59)が26日までに共同通信のインタビューに応じ、日銀のマイナス金利政策による収益減に対応するため中小企業向けの融資を強化する方針を表明した。「企業の将来性を重視して融資を増やしていく」と述べた。 中小企業向けの融資残高は3月末時点で約7500億円となり、2018年3月末までの中期経営計画で示した目標額の7千億円を上回った。貸出先の評価が業績などの面で低くても「目利きにより融資案件を拾い出している」と分析しており、目標額を7641億円に引き上げたという。