中国高速鉄道に新型車両 「復興号」国威発揚狙いも 

走行が始まった中国高速鉄道の新型車両「復興号」=26日、北京(共同)

 【北京共同】中国で26日、高速鉄道の新型車両の走行が始まった。中国メディアによると、「中華民族の偉大な復興」を掲げた習近平国家主席のスローガンにちなんで「復興号」と命名された。今秋に5年に1度の中国共産党大会を控え、国威を発揚する狙いもありそうだ。

 この日は北京―上海間を走行。中国メディアによると、新型車両には統一された技術や部品などが使用されており、当局は「知的所有権を完全に有している」と強調した。現在全土で運行している「和諧号」は日本やドイツなどの技術を基に開発、複数の企業が製造に関わっていた。


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