北海道・大雪山連峰で登山会 残雪の山中、咲き誇る花々 

北海道・大雪山連峰の山開き縦走登山会で、キバナシャクナゲが咲く登山道を歩く参加者=25日

 北海道の大雪山連峰で25日、山開き縦走登山会があった。大雨や強風のため途中で中止になったが、約70人が残雪の中を歩き、愛らしい高山植物の花々を楽しんだ。

 黒岳(1984メートル)から旭岳(2291メートル)に縦走するコースでは約20人が、午前6時にスタートした。あいにくの天気だったが、登山道脇に咲き誇るクリーム色のキバナシャクナゲや白色のイワウメを楽しみながら進んだ。

 縦走登山会に参加するのは4回目という旭川市の主婦、富永ひとみさん(65)は「天候は残念だったが、道中にかわいらしく咲く高山植物に癒やされた」と笑顔で話した。


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