陸上、18歳サニブラウン日本一 雨中の10秒05 

陸上の日本選手権男子100メートル決勝で10秒05をマークし、初優勝したサニブラウン・ハキーム(右)。中央は2位の多田修平、左は4位の桐生祥秀=24日、大阪市のヤンマースタジアム長居

 陸上の日本選手権男子100メートルは24日、大阪市のヤンマースタジアム長居で決勝が行われ、18歳のサニブラウン・ハキーム(東京陸協)が10秒05の大会タイ記録で初優勝し、世界選手権(8月・ロンドン)代表に決まった。急成長の多田修平(関西学院大)が10秒16の2位、2連覇を狙ったケンブリッジ飛鳥(ナイキ)が3位。

 10秒0台の記録を持つ選手が5人もそろい、9秒台突入が期待された。だがスタート直前に雨が本降りとなったこともあり、快挙達成は持ち越しとなった。10秒01の記録を持つ桐生祥秀(東洋大)は4位、山県亮太(セイコーホールディングス)は6位だった。


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