東証反発、終値22円高 5日連続で2万円台維持 

 23日の東京株式市場は、円相場の円安ドル高傾向を好感する買い注文がやや優勢になり、日経平均株価(225種)は3日ぶりに小幅反発した。終値は前日比22円16銭高の2万0132円67銭。終値として、昨年は一度も回復できなかった2万円台を5日連続で維持した。

 東証株価指数(TOPIX)は0・96ポイント高の1611・34。出来高は約15億3200万株で、取引は低調だった。

 円安を受けて輸出関連企業の業績が改善するとの見方が広がり、株価が支えられた。一方、米ダウ工業株30種平均が22日まで3日続落したことは投資家心理を冷やした。


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