米、日本と自由貿易協定も 通商代表「農業に重要」 

米通商代表部のライトハイザー代表(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は22日、議会下院の公聴会で、日本との自由貿易協定(FTA)は「米国の農業にとって非常に重要だ」と述べ、日本とFTAを結ぶ可能性があるとの認識を表明した。トランプ政権がFTAをてこに輸出を増やし、対日貿易赤字を減らそうと考えていることが改めて鮮明になった。

 ライトハイザー氏は経済分野の課題を話し合う日米経済対話が「ある時点でFTAにつながるかもしれない」と説明。一方で「日本は交渉の準備ができていないので、いますぐFTAに動く必要はない」とも語った。


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