仏大統領が内閣改造 法相に女性法律家 

フランスのマクロン大統領、フィリップ首相(いずれもAP=共同)

 【パリ共同】フランス国民議会(下院)総選挙に大勝したマクロン大統領は21日、大統領派新党「共和国前進(REM)」と選挙連合を組んだ中道政党「民主運動」のバイル法相が党の秘書給与を巡る疑惑が報じられ、辞任したことを受け、後任に女性で著名法律家のベルベ氏を任命するなど、5月に発足したフィリップ内閣の改造を行った。

 民主運動のグラール国防相、ドサルネズ欧州問題担当相のほか、不明朗な不動産取引が報じられたフェラン国土相も辞任。国防相にフランス国鉄、エールフランスの重役を歴任したパルリ元予算担当相、国土相にはメザール農相を任命した。


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