伍代夏子がヒットを感謝 船村徹作曲「肱川あらし」 

「肱川あらし」ロングヒット感謝イベントに登場した喜多條忠(左)と伍代夏子=21日、東京都内

 歌手の伍代夏子が、今年1月に発売したシングル「肱川あらし」のロングヒットを記念したファン感謝イベントを東京都内で開いた。

 2月に死去した作曲家船村徹の生前最後のリリースとなった曲。伍代は「美空ひばりさんの『みだれ髪』や、ちあきなおみさんの『さだめ川』を聞くたび、私にも船村メロディーを作ってほしいと、憧れ続けた先生です。もっともっと曲が成長していく過程を見てほしかったし、一緒に喜んでほしかった」と故人を惜しんだ。

 作詞家の喜多條忠が、愛媛県の大洲盆地で起きる気象現象をテーマに作詞。「非の打ちどころの ない人なんていませんよ」という歌詞について、客席のファンが「あなたの旦那(杉良太郎)がいる」と声を掛けると、伍代は「うちの旦那ですか? まあ、ありがとうございます」と応じて笑わせた。


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