北陸と東北で梅雨入り 気象庁、平年より遅く 

 気象庁は21日、北陸と東北南部、東北北部の各地方で梅雨入りしたとみられると発表した。平年と比べ北陸と東北南部は9日、東北北部は7日遅く、いずれも昨年より8日遅い。梅雨のない北海道を除く各地方が梅雨入りしたとみられる。

 今後1週間ほどは、東北では低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多くなり、北陸も雨の降る日がある見通し。平年の梅雨明けは北陸が7月24日ごろ、東北南部が25日ごろ、東北北部は28日ごろ。

 梅雨前線は日本の南海上で停滞していたが、20日から北上し太平洋側の広い範囲に大雨を降らせている。


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