元非正規職員が町を提訴 石川・津幡町役場でパワハラ 

 職場でのパワーハラスメントが原因でうつ状態となり退職に追い込まれたとして、石川県津幡町の非正規職員だった女性(53)が20日、町や当時の先輩職員らを相手に慰謝料や未払い給与など計約640万円の損害賠償を求め、金沢地裁に提訴した。女性は3月、町に療養費を請求、公務災害と認めるよう求めている。

 訴状によると、女性は2016年10月、高齢者の要介護度を判定する非常勤の介護保険認定調査員として町に採用された。しかし、間もなく先輩職員から「いらん仕事を増やした」などと中傷され、連絡事項を伝えない、公用車を使わせないといった嫌がらせを受けたとしている。


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