2017年6月20日 18:31 | 無料公開
無登録象牙の不正取引事件で、種の保存法違反容疑で書類送検された古物商「ラフテル」(東京都台東区)に象牙を持ち込んだ顧客の一部が、環境省の指定で象牙の登録業務をしている一般財団法人「自然環境研究センター(自然研)」の紹介を受けた疑いがあることが20日、警視庁生活環境課への取材で分かった。 ラフテルは無登録象牙の所有者に、登録手続きを代行すると説明し、転売目的で取引していた。自然研が年間に受け付ける申請の約半数は、ラフテルからの象牙だったことも判明した。 自然研は20日、共同通信の取材に、無登録象牙の所有者に古物商を紹介したことを否定している。