2017年6月20日 12:11 | 無料公開
埼玉県蕨市立小学校の男性教諭が、性的少数者(LGBT)の児童1人が在籍するクラスでの授業中に「誰だオカマは」などと、差別と受け取れる発言をしていたことが20日、市教育委員会への取材で分かった。この児童に向けた発言ではなかったが、教諭は児童と保護者に謝罪した。 市教委によると教諭は12日、5年生の社会科の授業中に「ここにオカマがいるのか。誰だオカマは」と発言した。学校の調査に「教科書の音読中、男子児童が声色を変えてふざけたので注意した。不適切な発言だった」と説明したという。 LGBTの児童は男女両方の性に違和感を持っており、学校や級友にも伝えていた。