熱中症搬送697人、2人死亡 12~18日、消防庁集計 

 総務省消防庁は20日、全国で12~18日の1週間に697人が熱中症で搬送されたとの速報値を発表した。静岡、岡山で各1人が死亡した。前週の596人から101人増えた。

 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症は12人、短期の入院が必要な中等症は216人だった。65歳以上の高齢者は50・8%を占めた。

 都道府県別では大阪の67人が最も多く、東京と愛知が40人で続いた。

 消防庁は、適度な休憩や小まめな水分補給といった予防策を取るよう呼び掛けている。


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