小型LED信号、全国初の設置へ 大阪府警、コスト削減 

(上から)電球式、従来型LED式、小型LED式の各信号機(大阪府警交通規制課提供)

 大阪府警交通規制課は19日、警察庁が開発した小型の発光ダイオード(LED)式信号機を、大阪市鶴見区の交差点に全国で初めて設置すると発表した。従来の電球式やLED式の信号機と比べ、ライトの直径が5センチ短い25センチとなり、フードがなくなるのが大きな変更点。同課の担当者は「導入により、信号機の製造や維持の費用を抑えられる」としている。

 同課によると、小型LED式信号機は縦36センチ、横105センチ、厚さ6センチで、重さ9・9キロ。大きさ、重量ともに従来の2タイプより縮小、軽量化された。電球式と比べ消費電力は約6分の1で、寿命は10倍以上。


  • LINEで送る