MRJ実機を見本市で初展示へ 19日からパリ航空ショー 

「パリ国際航空ショー」での展示を前に、報道陣に披露された国産初のジェット旅客機MRJの試験機。手前は握手を交わす三菱航空機の水谷久和社長(右)ら=18日、パリ近郊のルブルジェ空港(共同)

 【パリ共同】三菱航空機(愛知県豊山町)は18日、国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の試験機を、フランス・パリ近郊のルブルジェ空港で報道陣に披露した。19日に開幕する航空見本市「パリ国際航空ショー」で展示する。見本市でのMRJの実機公開は初めて。

 パリ航空ショーは英国の「ファンボロー国際航空ショー」と並ぶ世界最大級の見本市で、2年に1度開かれる。MRJの開発は設計変更などにより大幅に遅れており、三菱航空機は多くの関係者らに機体を直接見てもらい、性能やデザインをアピールする考えだ。

 展示するのは米国で飛行試験に使っている機体。


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