仏総選挙第2回投票始まる マクロン派、議席8割弱か 

フランス北部ルトゥケで投票するマクロン大統領=18日(AP=共同)

 【パリ共同】フランス国民議会(下院)総選挙の第2回投票が18日行われた。世論調査ではマクロン大統領の新党「共和国前進(REM)」が大躍進し、定数577議席の8割近くに当たる450議席をうかがう勢い。マクロン氏は公約である欧州連合(EU)の統合強化や経済改革の断行に向け、議会での政治基盤確立に成功しそうだ。即日開票され、同日夜(日本時間19日朝)にも大勢判明の見通し。

 選挙は小選挙区制。今月11日の第1回投票で過半数を得票し、当選を決めた候補は4人のみ。残りの選挙区では、一定基準の得票率を上回った候補が第2回投票に進み、各選挙区の最多得票者が当選する。


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