米ハリウッドで非核訴え 広島原爆研究員の娘 

17日、米ハリウッドで核兵器廃絶を訴えるジェシカ・レンショーさん(左から2人目)ら(共同)

 【ロサンゼルス共同】米ニューヨークの国連本部で「核兵器禁止条約」制定交渉が行われる中、西部ハリウッドで17日、核兵器廃絶を目指す集会が開かれ、広島の原爆傷害調査委員会(ABCC)の研究員だった父と平和運動家の母を持つジェシカ・レンショーさん(73)が「ノーモア広島、ノーモア長崎」と訴えた。

 レンショーさんの家族は原爆投下から6年後に広島に渡り、父アール・レイノルズさん(故人)は約4800人の被爆状況を調査。被爆者の苦しみを見て母バーバラさん(同)と平和運動に取り組み、「広島のフェニックス号」と名付けたヨットで世界を航行した。


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