東証、午前終値は1万9937円 一時100円超上昇、円安好感 

 16日午前の東京株式市場は、円安ドル高傾向を好感する買い注文が先行し、日経平均株価(225種)は反発した。上げ幅は一時100円を超えた。前日まで4日続落しており、値ごろ感のある銘柄に買いが入った。

 日銀の金融政策決定会合の結果発表を昼ごろに控え、様子見姿勢もみられた。

 午前終値は前日終値比105円33銭高の1万9937円15銭。東証株価指数(TOPIX)は8・23ポイント高の1596・32。

 米国で前日に発表された、製造業の景況感や雇用に関する経済統計が総じて堅調で、米景気の先行き懸念が後退した。


  • LINEで送る